まいたけを弱火でことこと煮出すだけ。湯気といっしょに広がる香りは、気持ちまでふわっとほどいてくれます。ノンカフェインで夜にもやさしく、だしのような旨みがあるから小腹対策やリラックスタイムにもぴったり。ここでは作り方はもちろん、栄養のおはなし、使い切りのコツ、続けやすい習慣化アイデアまで、女性の毎日に寄りそう形でまとめました💛
まいたけ茶ってなに?🍵
〈まいたけ茶〉は、刻んだまいたけをお湯でゆっくり煮出したシンプルな“うま味のお茶”。ひとくち飲むと、きのこ特有のコクと香りがやさしく広がり、塩をほんの少し足すだけで満足感のある一杯になります。ノンカフェインなので、午後のリセットや就寝前の“おやすみルーティン”にも◎。抽出液はスープやお味噌汁のだしとしても使えるので、飲む・食べる・使い切るの三拍子が叶います。
かんたん栄養メモ📘
まいたけは“やせるための我慢食”ではなく、“きれいと元気を支える心強い常備菜”。主役は食物繊維の一種であるβ-グルカン。水に溶けやすいタイプが含まれ、熱いお湯でじっくり抽出することでお茶にもしっかり移ります。食事と一緒に飲むと、満足感のサポートやリズムの整えにひと役。さらにナイアシン(ビタミンB3)やビタミンB群は、毎日のエネルギーづくりのパートナー。カリウムは食塩を摂りがちな日のお助けミネラル、葉酸や銅なども“ちょっとずつ、でも確かに”入っています。きのこに多い注目成分エルゴチオネインも覚えておきたいキーワード。疲れやすい日や季節の変わり目に、やさしく寄りそってくれます🌿
また、きのこはビタミンDの供給源にも(乾燥や日光に当てる工程で増えることがあります)。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるので、姿勢ケアや“凜とした立ち姿”を目指す私たちにもうれしいポイント。まいたけ茶は抽出液なのでカロリーはとても控えめ。うま味の満足感で“ちょっと何か飲みたい・食べたい”をやさしくセーブできるのも魅力です✨
基本レシピ(約3〜4杯分)👩🍳
材料
- まいたけ…約300g(石づきを除き、細かく刻む)
- 水…約800ml
作り方
- まいたけをみじん切りに。細かいほど表面積が増えて、うま味がよく出ます。
- 鍋に水と一緒に入れ、中火で沸騰→弱火で30分ゆっくりコトコト。
- 茶こしやキッチンペーパーでこしてできあがり。塩をひとつまみで味が締まります。
つくり置きは、粗熱が取れたら清潔な容器で冷蔵1〜2日。製氷皿で小分け冷凍すれば“だしキューブ”としていつでも使えて便利🧊
時短のヒント ⏱️
圧力鍋なら加圧10分ほどでもOK。炊飯器の保温・煮込み機能でも失敗しにくく、火加減の見張りが不要です。
やさしい味のアレンジ
- 塩+しょうゆ数滴でお吸い物風😌
- すりおろし生姜・黒こしょうで温活ブレンド♨️
- 豆乳で割ってまいたけラテ(ひとつまみの塩でコクUP)🥛
“出がらし”までおいしく使い切り🍚
こした後のまいたけにも、食物繊維はたっぷり。刻んで炊き込みご飯・つくね・餃子に混ぜれば、食べごたえはそのままにカロリーダウンの工夫に。抽出液は味噌汁・鍋・スープ・カレー・リゾットの水分の一部を置き換えるだけで、うま味と満足感がぐっと高まります。冷凍キューブにしておけば、疲れて帰った夜も“ポン”と入れるだけで、やさしい1品がすぐに完成💡
続けるコツは“無理をしないこと”🌷
- 目安は1日カップ1〜2杯。朝は塩+生姜でキリッ、夜はそのままでほっと一息。
- 夜に仕込んでおけば、朝は温めるだけ。忙しい日でも続けやすいルーティンに。
- 飽きたら、ゆず皮・わかめ・椎茸ひとかけで風味チェンジ。小さな工夫で“おいしい”が続きます🎀
買い方と保存のコツ🛒
生のまいたけは、香りがよく房がふんわりしたものを。すぐに使いきれない分は小房に裂いて冷凍へ(凍ったまま煮出してOK)。乾燥・パウダー・ティーバッグは、原材料が「まいたけ」だけのシンプルなものだと味がブレにくく、初めてでも扱いやすいです。忙しい日はパウダーで時短、オフィスではティーバッグで手軽にどうぞ。
よくある質問Q&A❓
乾燥まいたけでも作れますか?
はい。さっとすすいでから使うと雑味が出にくく、濃いめの風味に。濃さは水で調整してください。
どのタイミングで飲むのがいい?
食前・食中に飲むと満足感が出やすく、夜はリラックスタイムにも。自分のリズムに合わせて心地よい時間を見つけてみてください。
色が濃くて気になる…
気になる方は“白まいたけ”を選ぶと見た目がやさしく。塩を少し、しょうがをひとかけ入れると味がまとまります。
今日から、やさしい習慣をはじめましょう💫
- まいたけ300g+水800mlで基本のまいたけ茶を仕込む。
- 朝は一杯、夜は料理のだしに使って“ゼロロス”。
- 1週間つづけて、気分や食のリズムの変化をメモしてみましょう📓